Nゲージ アグレッシブ制作

Nゲージ アグレッシブ制作

Nゲージの走る音を楽しむためには

BNSF

Nゲージは、音も楽しみの一つですよね。シャーっという音は、今日もNゲージの調子が良いことを教えてくれます。Nゲージが走るときのリアルな音をより楽しみたいなら、購入するときにテスト走行をさせてくれるお店で購入しましょう。いくつか走行させてもらい、気に入ったものを買うと良いでしょう。もし、いつもと違う音がするときや、異音がある場合は原因を追求しましょう。
車両を分解し、必要なところに注油していきます。分解した後に戻せなくなりそうなら修理に出したほうが無難です。まず、モーターだけで回してみて音がする場合は、モーターが原因です。軸からモーター内部にごく少量注油してみましょう。モーターの異音ではない場合は、台車をよく掃除して注油します。その後、また組み立ててみましょう。

走るNゲージを見ていると、電車ならではの線路の音や、踏切の音、特急の汽笛音、電車の発車する音なども一緒に楽しみたくなります。そこで、Nゲージで音を楽しむための方法をいくつかご紹介します。KATOからは22-101サウンドボックスという商品が出ています。こちらは車両に加工することなく、走行環境音や、各種の運転操作音を聞くことが出来ます。

サウンドカードを替えることで、いろいろな車両の音を楽しむことが出来ます。 TOMIXからもサウンドユニット5721という商品が出ています。これらを購入することで、音とNゲージを一緒に楽しめます。他にも、アプリで電車の音を楽しめるものがたくさん出ています。電車効果音や踏切の音を集めたアプリや、発車メロディを集めたアプリもあります。

これらを聞きながらNゲージを走らせると、よりリアルな世界を味わえるでしょう。

Nゲージの走りが悪い時はクリーナーでレールのメンテナンス

レールの上を鉄道模型が走る

レールの上に実際に鉄道模型を走らせられるNゲージですが、ずっと走らせているといつからか走行性が落ちたり、ぎこちない動きになることがあります。これはNゲージの電気供給システムの都合でどうしても発生してしまうカーボン汚れが原因です。

Nゲージは鉄道模型がレールに流れる電気を、車輪を経由させてモーターへと送っています。しかし、コンセントなどの完全に密着させないと動かない物と違い、Nゲージの車輪は常に動いているので時折小さなスパークを起こしてしまいます。このスパークがレール上の微細なホコリやグリスなどを炭化させカーボン汚れを発生させ、そのカーボン汚れが車輪やレールに溜まることで車輪とレールの接続が阻害され、給電が滞って上手く走らなくなるのです。

この状態を解決するためには頻繁なメンテナンスとクリーニングが必須です。レール側のクリーニングは、アルコール系のレールクリーナー液を綿棒や布などに染み込ませて拭くことで綺麗にできます。この際繊維が解けやすく、新たなホコリを発生させやすいティッシュなどは使用を避けた方が良いでしょう。またクリーニング後のむき出しのレールは水分による腐食に弱いため、掃除後にコンタクトスプレーなどでレール表面を保護してあげると、汚れにくい状態を長持ちさせることができます。
レールの掃除が済んだ後は、忘れず車両側の接点である車輪も同じようにレールクリーナーでカーボン汚れを綺麗に拭き取れば、新品のようなしっかりとした走りが復活するでしょう。またNゲージの鉄道模型の一つとして清掃車両であるレールクリーニングカーもあります、これは走りながらレールを掃除してくれるので、クリーニング頻度を大きく減らすことができます。

メンテナンスが追いつかない時などには大きな助けとなるアイテムと言えるでしょう。